ドラマ「半沢直樹」の私的見方
ドラマの中では出向することが奈落の底に落とされることのように描かれている
私は上戸演ずる半沢の妻の思い(作者)にあるメッセージを感じた
妻の花はがんばっている夫への援護射撃や癒しテクニックに注目が集まっているようだが
銀行だけが人生ではない、「出向もなかなかいいのですよ」と
最後のまさかの出向命令がそれ
つまり、もし半沢が銀行に残りさらに出世したら、また同じこと(倍返し)が繰り返される
もう十分がんばりましたよ、
これからはがんばらないで二人で人生を楽しみましょうよ とね。
2013 12/11 日本経済新聞 就活探偵団記事より
■40代から片道切符の出向
もっとも、出世競争に勝ち残るのは一握りで運も左右する。多くの行員が中途で出向していくのが実情だ。
「同期が支店長になる40代から片道切符の出向が始まる。証券や信販などのグループ会社に出向できれば御の字。銀行との関係を維持したい取引先から『来てほしい』と言われるケースもある。しかし、取引先で偉そうにして嫌われて半年ぐらいで戻ってくる人もいて、銀行でも誰も引き取らない。そういう人を集めた部署もある」(みずほの上村さん)